2011.03.04
- ご案内
ルバーブとは
ルバーブはシベリア南部及びチベット地方が原産のタデ科の多年生植物です。和名はショクヨウダイオウと呼ばれており、北欧では古来より食文化がございます。日本には明治時代に輸入されました。約90年前に長野県は野尻湖湖畔の農家に外国人宣教師がルバーブを紹介したという話はとても有名です。
八ヶ岳山麓で栽培が行われたのは昭和40年代と言われております。
ルバーブには青茎と赤茎の二種類があります。青茎ルバーブは葉茎共に大柄であり低地での栽培が可能ですが、赤茎のルバーブは極めて小柄で高原地帯でなければ継続的な栽培ができない希少な品種です。赤いルバーブは寒さにも強く育ち、まさに富士見高原に適した野菜と云えます。そんな富士見高原の大自然に育まれた赤いルバーブは絶賛の風味でございます。
赤茎ルバーブにはアントシアニンという赤い色素が大変豊富に含まれております。これはポリフェノールの一種で強い抗酸化作用があり、老化防止・動脈硬化の予防に良いとされています。また、便秘改善・血をサラサラにして血液循環を改善・視力改善や疲れ目の防止・コラーゲンの合成促進・炎症を抑える働きを持つことなどが報告されております。美味しさに加えてヘルシーな効果は赤茎ルバーブが注目されている理由です。
ルバーブは水捌けの良いアルカリ土壌を好みます。圃場に畝を立てて株分けにより増やします。株は年々大きくなりますが、五年ほど経過すると植替えを致します。当農園は有機肥料(鶏糞・牛糞・稲藁等)を主体としており、極力科学的な力に頼らない栽培を行っております。収穫期は5月下旬~11月上旬です。鮮度を保持するため、収穫は朝取りです。また極力収穫したままの状態で発送いたしますので、生ルバーブを調理する際は、よく洗浄と選別をしてからご使用ください。
【八ヶ岳倶楽部様のルバーブケーキ】
【富士見高原リゾート様のルバーブタルト】
赤いルバーブはジャムの他、ルバーブケーキやタルトとして美味しく頂けます。
また赤いルバーブジャムは乳製品との相性は抜群、ヨーグルトやアイスクリームなどにトッピングしてお召し上がり下さい。
赤いルバーブジャムなどのレシピは「レシピブログ」「クックパッド」で「赤いルバーブ」と検索してご覧ください。